染織作家 勝山さと子さんと織上がりの風合い、薄さ、艶感、お色までを妥協なく作りこみ制作した、千成堂着物店オリジナルの羽尺です。
色味は「鳶色」紫がかった焦げ茶は着物を選ばずに合わせやすく、実にエレガントです。
質感を保ったまま薄さを追求、しっとりとしたとろみのある雰囲気をまとったエレガントな逸品です。
織り出しの柄は「おぼろ市松」と命名いただきました。糸を交互に沈ませた市松の組織です。一つひとつの四角の形は丸みを帯びた正方形にしていただき、上質カジュアルな夏着物にも対応できるよう制作していただきました。
勝山織物所有の手で調整を施した織機を使い、手織りよりも遅い程の速度でじっくりと制作しています。製織を手掛けた職人さんいわく、通常よりも薄く、また複雑な織物ということで、一反が全て織り上がるまでに、目を離すことができなかったそうです。
季節的には春から秋口、桜のころからもみじまでが目安です。幅広いシーズンに活躍致します。
極薄く、軽く制作しておりますので、日差しのある季節にも爽やかにお召しいただけると思います。
羽織、道行、道中着にお仕立てが出来ますので、備考欄にご希望をご記載ください。
お仕立ての担当者から連絡をご希望される場合は、選択肢でお選びください。
勝山さと子さんは西陣織の名門 勝山織物をルーツとする染織作家で、勝山健史さんの妹です。勝山織物の持つ、美しい織物を織り上げるノウハウと、自身のもつ「女性ならではの視点」を融合させて、新しい作品づくりを精力的に行っています。
| 商品の詳細
サイズ
反幅38.5cm
長さ14m
状態
正規品
備考
製法上・糸の節感が強い場所があります。着用時に目立たないようお仕立てで工夫は致しますが、あらかじめご了承ください。